Project/Area Number |
12877090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
宮坂 京子 東京都老人総合研究所, 臨床生理部門, 研究室長 (90166140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 正雄 東京都老人総合研究所, 臨床生理部門, 研究助手 (20260284)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | コレシストキニン受容体 / 中年期肥満 / コレシストキニン / 分子機構 / 遺伝子多型 |
Research Abstract |
肥満と胆石を併存する14例中9例にコレシストキニン(CCK)-A受容体遺伝子のプロモーター領域に2箇所の塩基置換(-128のGがT,-81のAがG)があることがわかった。健康診断(40歳以上)の2000例で40%に多型(type2-10を含む)があり、野生型は60%であった。 両方の置換が2本の染色体に生じたtype10は全体の2%であったが、これらは、血中レプチン、インスリン、体脂肪が有意に高く、CCK-A受容体遺伝子多型は、肥満に関わるsingle nucreotide polymorphism(SNP)の一つであると結論された。 ヒト胆嚢サンプル34例について、サザン法、還元法でメチル化状態を検討した。Northern blotをおこなったところ11例に遺伝子発現がみられた。そのうち1例のみが高度にメチル化されていたが、10例は軽度であった。一方、遺伝子発現が低下してNorthern blotで検出されなかった23例は、11例が低メチル化を呈していた。統計学的には、有意にメチル化が低いと遺伝子発現が増強していたが、多型との因果関係は、例数がたりず、明確でない。
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