耐震性を考慮した歴史的建造物の保存・再生における意思決定プロセス研究
Project/Area Number |
12878096
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
環境保全
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
清家 剛 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (60236065)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 歴史的建造物 / 保存 / 再生 / 耐震性 / 耐震補強 / 意思決定プロセス / 構造設計者 / 兵庫県南部地震 / 歴史的構造物 / 構造設計 |
Research Abstract |
本研究では、耐震性を考慮した歴史的建造物の保存・再生事例に着目し、その保存すべき対象と、耐震性を確保するための技術との間での意思決定プロセスを明らかにして、比較・評価することを目的としている。対象は木造の文化財建造物である。 このうち、昨年度は木造の文化財建造物の耐震補強事例における意思決定プロセスを明らかにすることを中心に研究を進め、とりまとめた。 その成果をもとに、外壁保存改修のプロセス研究を中心として、日本の事例調査及び免震レトロフィットなども含めた海外文献調査を行ったが、木造の文化財建造物で得られた知見は、これらをの範囲も全て含む内容であることが把握できた。 このように歴史的建造物としての意思決定プロセスは明らかになったため、今年度は保存だけでなく再生時の利用を前提とした意思決定プロセスに着目することとし、歴史的建造物と同等に長期運用されている百貨店建築を対象として、その耐震補強のプロセスについて明らかにすることした。ここでは、時間的な流れよりも、組織としての意思決定のプロセスや、運用しながらの工事段階における課題などを整理することにより、文化財建築とは異なる運用を前提とした一つの事例としての百貨店建築について、明らかにするごとができた。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)