Project/Area Number |
12895016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
高橋 鷹志 新潟大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (20024234)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 啓史 武蔵野女子大学, 人間関係学部, 助教授 (60178291)
西出 和彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80143379)
大野 隆造 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20160591)
岩永 光一 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (70160124)
南 博文 九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (20192362)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | 人間 / 生理 / 心理 / 環境 / 住空間 / 快適性 / 評価 / 多様性 |
Research Abstract |
本企画調査は、人間・環境学会と日本生理人類学会の会員からなる研究班によって、建築学、生理人類学、環境心理学の立場から、人間の形態、生理、心理、行動、認知などの自然科学領域のみならず、社会的、文化的側面をも考慮にいれて人間と住空間との相互関係に関する現在の問題点、および今後の研究の方向性、方法論について調査を行い、人間にとって真に健康で快適な環境を実現するための学際的総合的研究の方向性を示すことを目的としている。また本企画調査は、科学研究費補助金特定領域研究へ発展させることにより、両学会の協力による学際的共同研究の実現に資することを期待して行っている。 本企画調査では、それぞれの専門領域における「人間と住環境との相互関係」に関するテーマについて、これまでに行った研究成果や諸家の研究報告などの資料に基づき、各々のテーマに関して現在の問題点、すなわち現状の研究例とその問題点、研究の動向、未着手の研究領域、今後問題となることが想定される課題など、および今後の研究に望まれる方向性、すなわち重要であると思われる具体的課題、方法論、想定される研究成果などについて調査を行った。結果として、個人から社会までの広範にわたる人間生活における各レベルの特性評価の体系化を計ること、および、人間の多様性について建築学、生理人類学、環境心理学の各分野からアプローチし総合的な体系化を計ることを、特定領域研究を視野においた今後の学際的共同研究の可能性として見出した。
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