細胞内Caシグナルのスイッチとなる新発見のコネキシンの生理機能と発現制御機構
Project/Area Number |
12F02392
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Functional biochemistry
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中村 信大 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (80361765)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SULTANA Naznin 東京工業大学, 生命理工学研究科, 外国人特別研究員
SULTANA Naznin 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 外国人特別研究員
SULTANA N. 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2014: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
|
Keywords | 細胞内情報伝達 / 転写調節 / ゼブラフィッシュ / 心臓 / コネキシン / カルシウム / プロモーター |
Outline of Annual Research Achievements |
私たちは、ゼブラフィッシュおいてコネキシン36.7(Cx36.7)の機能不全が心筋の筋原繊維の配向の乱れを引き起こし、心臓形成と機能不全に至る事を明らかにしてきた。本研究では、コネキシン36.7(Cx36.7)の心筋前駆細胞特異的な発現の調節機構について明らかにする解析を行った。心筋細胞の分化誘導に関与する転写因子の発現パターンについて,心臓形成時のゼブラフィッシュ稚魚を用いてin situ hybridization法により調べ,Cx36.7の発現パターンを比較したところ,発現のタイミングと局在いずれにおいてGata4がCx36.7と一致することが分かった。そこで,Gata4の発現をアンチセンスモルフォリノにより特異的に抑制したところ,Cx36.7遺伝子のプロモーター活性が著しく下がることが分かった。同様な結果は,プロモーター内部のGata型転写因子の結合配列に変異を導入しても認められた。この結合配列がGata4との相互作用部位であることをin vitroのゲルシフト解析で確認した。以上の結果から,Cx36.7遺伝子の心筋細胞特異的な発現はGata4による転写制御によるところが大きいことが分かった。また、Cx36.7の下流のシグナル伝達について解析を行い、候補転写因子を一つ同定することが出きた。現在、この分子の機能解析を行っている。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)