電解採取法及び電解還元法によるチタン新製造法の開発研究
Project/Area Number |
12F02742
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Metal making engineering
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
不破 章雄 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GRANATA Giuseppe 早稲田大学, 理工学術院, 外国人特別研究員
GRANATA Giuseppe 早稲田大学, 理工学術院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2014: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2013: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | チタン / 混合溶融塩 / サブクロライド / 電析 / 新製錬法 / Titanium / sub-chloride / Electro-winning / new process / molten salt electrolysis / Electro-deposition / チタン電解 / 2塩化チタン |
Outline of Annual Research Achievements |
平成24年度に得られた結果を基にして、先ず、混合溶融塩生成実験を行った。その研究実勢の概要は次の通りである;700℃に保持したKCl-NaCl溶融塩中にTi(s)金属板を設置し、TiCl4(g)気体をステンレス供給管を用い気泡バブリングにより供給した。Tiと接触反応させ生成したTiCl2とTiCl3は溶融塩中に溶解させた。この実験では、供給口の面積(気泡の大きさ)、TiCl4濃度を変数とし、供給する間に4回溶融塩をサンプリングした。サンプルの総Ti濃度をICP-AESを用いて定量し、Ti(2価)濃度をTiCl2分析にて分析し、Ti(3価)濃度は、総チタン濃度からTi(2価)濃度から引いて求めた。結果から、供給が進むにつれてTiイオン濃度が増えていることが確認できた。また、TiCl4供給濃度が低い方がTiCl2、TiCl3生成量が多いことが分かった。TiCl2生成量は変数に関わらず、TiCl3生成量より多いことが分かった。次に、混合溶融塩の電解・Ti電析実験を行った。電気化学測定器(関数発生器・ポテンショスタット・電流ブースタ)を用い、TiCl2-KCl-NaCl混合溶融塩の電解を行い、混合溶融塩中のTi2+イオンの還元によるTi金属の電析、Cl-イオンの酸化によるCl2の生成反応実験を行った。さらに、電解実験は、混合溶融塩生成反応と同期的なTi電析を試みた。後者の電析実験は、TiCl2-KCl-NaCl混合溶融塩の生成とTi電析が直列であることを利用する画期的なものであり、TiCl2の生成・溶解反応速度とTi電析速度が相応に一致する条件を見出すことに他ならない。これらの一連のサブクロライド生成-電析実験結果は、カソード分極曲線の測定による電析電位の判明、Ti電析物のXRD解析、SEM観察を行った。これらの研究実績は、画期的なチタンの新製錬法の基礎となるものである。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)