Project/Area Number |
12F02750
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Chemical pharmacy
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐々木 茂貴 九州大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (10170672)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BARTA Jan 九州大学, 薬学研究科(研究院), 外国人特別研究員
BARTA Jan 九州大学, 大学院薬学研究院, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2014: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
|
Keywords | 機能性人工ヌクレオシド / RNA化学修飾 / 官能基転移反応 / RNA編集 / シトシン脱アミノ化 / クリック反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はRNAの機能を人工的に制御する手法の開発を目的に、複合体形成を引き金として官能基を標的RNAの特定部位に有機官能基を転移させる人工機能性オリゴヌクレオチドの合成を検討した。平成25年度までに、2-ビニル―1,3-ジケトン型転移基にアジド基を導入したものを合成し、mRNAへの転移後様々なアセチレン化合物との反応を行った。さらに、平成26年度は、官能基の転移によってシトシンアミノ基の加水分解を促進する官能基を設計し、種々の芳香族アシル基により4N-アシル化されたシチジン誘導体を用いて検討したところ、Sc(OTf)3存在下、脱アミノ化反応が進行することがわかった。そこで、4N-アシルを組み込んだ6塩基長オリゴヌクレオチドを用いて検討したところ、脱アミノ化体の生成が示唆された。脱アミノ化の確認にはさらなる生成物の分析が必要である。この有望な結果を受け、標的RNAに光照射で目的塩基を修飾するための新規アシル化分子として7-ニトロインドリン誘導体を設計した。7-ニトロインドリンを含むヌクレオシド誘導体合成を計画し、予備検討により鍵中間体の合成に成功した。 本研究により、シトシン4位アミノ基の化学反応による脱アシル化のための重要な知見を得ることができた。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(2 results)