Project/Area Number |
12F02777
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Resource conservation science
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
荒木 一郎 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 教授 (00361874)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ZAFRA CALVO NOELIA 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 外国人特別研究員
NOELIA Zafra Calvo 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 外国人特別研究員
NOELIA ZafraCalvo 横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2014: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 天然資源 / 野生生物保護 / 持続可能な利用 / 費用効果分析 / 所有権の束 / アフリカ / コストと利益 / 有効性 / 持続可能な自然資源活用 / 参加型多基準の分析ツール / 保護活動 / 野生生物コリドー / 財産権制度 / 財産権の束 / 交渉 / モザンビーク / タンザニア |
Outline of Annual Research Achievements |
農業が行われている地域における野生生物の保存に関し、モザンビーク及びタンザニアにおける実地調査の成果に基づき、地域コミュニティにとって最小限のコストで天然資源の持続可能な利用を可能にし、野生生物の保護を実現するためのモデルを費用効果分析に基づいて考案した。調査を担当したのは、長年モザンビークで生態学研究を行ってきた研究者であり、国連大学高等研究所において、経済学、法学、社会学等の研究を行う国際的な研究者たちとのネットワークを活用して新たなモデル構築を行ったものである。その際に依拠したのは「所有権の束」という概念であり、所有権制度や農業開発の程度が異なるコミュニティにおけるモデルの開発を行うことができた。また、調査担当者が最も知見を有しているのはアフリカの農村社会であったが、慶應義塾大学の松尾弘教授との意見交換の結果、日本の入会地の制度についても知見を得ることができ、また、国連大学高等研究所で行われている里山プロジェクトの研究成果も大いに参照されているので、日本学術振興会と国連大学の共同事業としてのポスドク・フェローシップが有効に活用された事例であると言える。研究成果は次の学会報告にまとめられている。 Zafra-Calvo, N. and Moreno-Penaranda, R. 2014, Enhancing Livelihoods and Effectiveness of Conservation through Strategies of Sustainable Use: the Ruvuma Landscape. 51st Meeting of the Association for Tropical Biology and Conservation, Australia, 20-24 July 2014.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)