教育施設におけるサイン計画に関する研究-障害別の形と色の認知特性を踏まえて-
Project/Area Number |
12J01591
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Special needs education
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
工藤 真生 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2012 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | サイン / ピクトグラム / 知的障害 / ユニバーサルデザイン / 特別支援教育 / 視覚支援 / 認知特性 / 校内環境 / 構造化 |
Research Abstract |
平成24年度の研究結果より、特別支援学校においては具象形体のグラフィックによる視覚支援がコミュニケーション手段とされており、そのためサインにおいてはそのグラフィック要素であるピクトグラムの理解のしやすさが、障害をもつ幼児児童生徒の理解に影響を与えること事が考えられた。よって、平成25年度は、ピクトグラムのデザイン指針を策定する事を目的とし、①現在日本で標準的に使用されている日本工業規格(以下JIS略)の案内用図記号のピクトグラムが、知的障害がある中学生にどの程度理解されているのか、その現状を明らかにする、②①の結果及び知的障害がない属性の結果を照合し、ピクトグラムのユニバーサルデザインに必要なグラフィック指針を立案する、③①②を踏まえ特に理解度が低いJISの案内用図記号の項目についてデザイン改良案を提示する、の3点を達成することを目的とした。 結果として、知的障害の有無に関わらず理解されやすい/理解されにくいJIS案内用図記号のピクトグラムの項目を明らかにした。また、理解されにくいJIS案内用図記号の場合はで現状のピクトグラムに改良を加える事で理解されやすくなるグラフィック要素 : (1)動きや音を表すmotion line、(2)1場所を表すピクトグラムの場合、その場所を表す人物、(3)その場所とその場所において行動する人物(主体+動作+場所)の3点を明らかにした。更に、これらの結果を踏まえ、多くの属性に理解されにくい案内用図記号の改良案を示した。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)