Project/Area Number |
12J02572
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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Research Institution | Osaka University (2013) Kyoto University (2012) |
Principal Investigator |
松隈 啓 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 特任研究員
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Project Period (FY) |
2012 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 原子衝突 / レーザー分光 / 偏極 |
Research Abstract |
報告者は「低速原子衝突過程における実験とモデリング」と題して京都大学大学院工学研究科博士後期課程在学中に貴会特別研究員(DC)として採用された。1年目の平成24年度に申請した内容は実験としては全て終了し、それを上回る進展があった。とりわけmeV程度の低速原子衝突過程での偏極緩和に関して、これまでの理論では説明できない実験結果を得たために、本年度はこの成果をまとめた。論文に投稿するための体裁を整え、平成26年度中に論文を投稿予定である。 また、平成25年度はそれまでに行ってきた原子衝突実験を発展させるため、六極集束器と呼ばれる量子状態選別装置を用いた実験を行うため、所属する研究機関を変更して実験を行った。装置の立ち上げは東京大学理学部物理学科の4回生配当の学生実験課題にもなり、適宜指導を行いつつ装置の立ち上げを行った。立ち上げた六極集束器の装置で得られたヨードメタン(CH_31)分子の集束曲線(得られたビーム強度の六極電極部への印加電圧依存性)を得て、|JKM>状態が選別された分子ビームを得るまでに至った(Jは全角運動量量子数、KはJの分子軸方向への射影成分、Mは量子化軸方向への射影成分である。)。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)