M細胞特異的遺伝子の探索とそれに基づく遺伝子改変マウスの作成及び機能解析
Project/Area Number |
12J02947
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
金戸 聡 東京大学, 医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | M細胞 / MLP / インテグリン / エルシニア菌 / M cell / integrin / Yersinia / SpiB / Umod |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度に作製したM細胞特異的分子MLPの腸管上皮細胞特異的遺伝子欠損 (MLP delta) マウスを用いて, M細胞におけるインテグリン分子の発現解析を行った. α5, 及びβ1インテグリンに対する抗体を用いてパイエル板を染色したところ, MLP deltaマウスのGP2陽性M細胞においては管腔側におけるインテグリン分子の発現が認められなかった. 腸管オルガノイド培養により同様にしてα5, 及びβ1インテグリンの発現を検討したところ, MLP deltaマウス由来の腸管オルガノイドGP2陽性M細胞においては管腔側におけるインテグリン分子の発現が認められなかった. 前年度までに, MLPを強制発現した腸管上皮細胞株においてα5β1インテグリンの活性化を制御することを示している. そこでMLPがどのようにしてα5β1インテグリンの活性化を制御しているのかについて明らかにするため, インテグリンの活性化に関与するとして知られる低分子量GタンパクRap1の活性化について検討を行った. ウェスタンブロット法による解析から, MLP強制発現細胞において, Rap1の活性化が亢進することが明らかとなった. このことから, M細胞においてMLPによりRap1の活性化が亢進し, 次いで活性化したRap1によりα5β1インテグリンが活性化することで, エルシニア菌の認識に寄与していることが示唆された.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)