自己運動に伴う触覚呈示による体性感覚拡張に関する研究
Project/Area Number |
12J04331
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
蜂須 拓 電気通信大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 自己運動 / 触覚 / 誇張表現 / 拡張現実 / 聴覚 / 減衰制限振動 / Augented Reality / 感覚変調 / Augmented Reality |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は本課題に関連した「叩き動作に対する振動呈示の遅延が材質感呈示に及ぼす影響」の調査,および「誇張表現に基づいた触覚インタラクションの設計・開発」という表題の博士論文を執筆した. 「叩き動作に対する振動呈示の遅延が材質感呈示に及ぼす影響」の調査では,昨年度までに開発した叩き動作に対して0.1msで振動呈示することで叩いた対象(タッチスクリーン)の材質を錯誤させるシステムを用いた.本研究では振動呈示に人工的に遅延を加えることで,ユーザが振動呈示に遅延があると感じる閾値および遅延が材質感知覚に及ぼす影響を心理物理実験により調査した.その結果,約5msでユーザは遅延に気づくことが明らかになり,数十から数百ミリ秒の遅延が生じる市販のタッチスクリーンシステムでは材質を錯誤させることは困難であることを示した. 「誇張表現に基づいた触覚インタラクションの設計・開発」という表題で本研究によって得られ知見を基盤に博士論文を執筆した.本研究の目的は触覚呈示による運動感覚の増強,錯誤および制御の実現であった.本目的に対して,私はこれまでの計8つの触覚インタラクションを設計・開発に関する研究を手がけた.これらを振り返った際に,触覚インタラクションの設計・開発に誇張表現を適用させることが重要であることを見出した.誇張表現とは現実に基づいた大げさな表現である.「ユーザの自己運動に基づいて生じる感覚を変調したり,別の感覚で代替したり,別の感覚を重畳することで触覚インタラクションの誇張を行う.これにより触覚インタラクションを分かりやすくし,表現の幅を広げることを実現する」というのが本論文の概要である.これは誇張表現を用いた触覚呈示により運動感覚を含む触覚インタラクションの増強,錯誤および制御を実現すると見なすことができ,本課題に関連した研究をまとめたといえる.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(49 results)