アスリート女性の骨粗鬆症予防のための栄養生理学的研究
Project/Area Number |
12J05727
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sports science
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
谷中 かおる 早稲田大学, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アスリート女性 / 自発運動 / エネルギー制限 / エストロゲン / 大豆イソフラボン |
Research Abstract |
本研究は、アスリート女性の骨粗霧症予防の栄養生理学的研究を研究課題のもとに実施された。これまでに我々は、自発運動及びエネルギー制限負荷が雌ラット大腿骨、骨密度へ及ぼす影響の検討を行った結果、12週間で骨密度低下を誘導することに成功している。また、同時にエストロゲンレベルもコントロール群と比較して低値を示した。そこで、平成23-24年度は、これまでに確立した自発運動及びエネルギー制限誘発性、骨粗霧症モデル動物を用い、エストロゲンの代替成分として注目を浴びている大豆イソフラボンの効果を評価した。その結果、大腿骨骨密度は、自発運動及びエネルギー制限負荷群がコントロール群と比較して有意に低値を示したが、大豆イソフラボン摂取群はコントロール群と差は認められなかった。このことから、大豆イソフラボン摂取は、自発運動及びエネルギー制限誘発性、骨密度低下を緩和したことが明らかとなった。さらに、自発運動及びエネルギー制限負荷群と大豆イソフラボン添加食群のエストロゲン濃度がコントロール群と比較して低値を示したことから、低エストロゲンレベル時に大豆イソフラボンの効果が有効であることが示された。 上記の結果は、アスリート女性の骨粗霧症が運動とエネルギーの摂取不足、及びエストロゲンレベルの低下が主な要因となって発症することを示す為、体育、スポーツ科学の現場と一致した見解が得られ、大変意義深い。また、自発運動及びエネルギー制限誘発性骨粗霧症モデル動物に対し、大豆イソフラボンの効果が示されたことから、アスリート女性の骨粗霧症におけるイソフラボンの効果が期待される。 また、平成24年度は得られた結果を発信するため、研究結果の論文を執筆しThe Journal of Physical Fitness and Sports Medicineに掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
実験及びデータのとりまとめだけではなく、これまでに行った、自発運動及びエネルギー制限誘発性、骨密度低下モデル動物の確立した論文の執筆も行っていたため、達成度は遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、自発運動及びエネルギー制限誘発性骨密度低下の抑制のメカニズムを性ホルモン合成経路に着目して明らかにする。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)