神経疾患関連酵素の代謝解析にむけた核磁気共鳴プローブの開発
Project/Area Number |
12J05943
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Chemistry related to living body
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
植木 亮介 九州大学, 工学府, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 分子プローブ / 機能性核酸 / 核磁気共鳴 / 代謝反応 / 多重共鳴NMR / 神経伝達 / 神経疾患 / 薬剤スクリーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、申請者らが本研究課題において開発したNMR分子プローブ(J. Am. Chem. Soc. 2012, 134, 12398-12401)を生体内反応解析へ応用する目的で、プローブ分子の細胞特異的輸送技術の開発を行った。以下にその概要を記載する。 1、プローブ分子の生体内反応解析に向けた検討:開発したプローブ分子を用いた細胞選択的代謝解析のため、標的分子に特異的に結合する機能性核酸、核酸アプタマーに着目した。申請者らはこれまでに、細胞表層に存在するタンパク質を認識する核酸アプタマーを用いることで、モデルプローブ分子(蛍光色素)に標的細胞特異的な認識能力を付与することに成功した。一方で、生体環境での応用という観点から、親和性の向上が求められることが示唆された。そこで、機能性核酸の進化工学的手法である SELEX 法を適用することにより核酸アプタマーの親和性を向上することを試みた。その結果、従来の核酸アプタマーを上回る親和性を持つ核酸配列の特定に成功した。実際に、in vitro 試験および生細胞を用いた試験によって、本核酸アプタマーが機能することが確認されており、生体内での反応解析に向けた有望なターゲティング分子を得ることに成功した。 2、機能性核酸材料による細胞機能制御:申請者らは、本研究課題の進行に際し、前述の核酸アプタマーが標的タンパク質と結合することにより、標的タンパク質の活性を制御することを見出した。本アプタマーの標的タンパク質は、がん細胞の転移能の発現に重要な役割を果たすことが知られていたため、詳細な解析を行った。in vitro 試験および生細胞を用いた試験によって、本アプタマーががん細胞の遊走を制御することが見出され、がん治療の新たな分子プラットフォームとなり得ることが示された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)