Project/Area Number |
12J07337
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Ecology/Environment
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
安木 奈津美 東京大学, 大気海洋研究所, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 植物プランクトン / 栄養塩 / 動物プランクトン / 亜熱帯 / プランクトン / 撹乱 |
Outline of Annual Research Achievements |
時空間的に不均一な攪乱が亜熱帯の海洋生態系に及ぼす影響を評価するために、本年度は以下の実験および解析を行った。 一つ目は、時空間的に不均一な攪乱である、台風や海山域における湧昇をシミュレートした培養実験の解析を行った。解析データは、2012年7月6日から2012年8月14日において実施されたKH12-3次白鳳丸航海にて得られたものである。解析結果、微小動物プランクトンに関しては、過去行った実験とは異なる結果を示した。二つ目は、台風(ないし低気圧)通過後の自動昇降ブイALGOフロートのデータ解析である。こちらは、オープンソースとなったクロロフィルセンサー付ALGOフロートの解析を行ったが、残念ながら台風通過時のデータを得ることができなかった。三つめは、時空間的に不均一な攪乱前後の微小動物プランクトン組成の変化を明らかにするため、当該海域の現場の微小動物プランクトンの基礎的知見を集めるために、粒子画像解析装置(FlowCAM)の分析方法の確立を行った。 時空間的に不均一な攪乱による湧昇は、過去に衛星データをもとに報告されているようなシンプルな系ではなく、非常に複雑な系を持っていることが推測された。本研究で得られた生物組成の変化、および過去にほとんど報告のなかった微小動物プランクトンの基礎的知見は、時空間的に不均一な攪乱が亜熱帯海域に及ぼす影響を明らかにしていくうえで重要な情報を提供できた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)