Project/Area Number |
12J07409
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
小泉 直也 慶應義塾大学, メディアデザイン研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2012 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 感覚間相互作用 / 咀嚼 / 行動制御 / 拡張現実感 / バーチャルリアリティ / 知覚心理学 / インタフェース |
Research Abstract |
本研究の目的は、人間の行動制御を、感覚間相互作用の効果を利用した提示系によって行うための基礎的な知見を得るとともに、それを元にした制御則を設計することである。特に潜在的な情報提示でも行動に影響を及ぼすことに着目して研究を実施する。まず本研究では、人間の咀嚼活動に着目している。具体的には、人間の咀嚼音を加工することによって人間の食感知覚をコントロールすることで、人間の行動制御を実現しようと考えている。この研究の意義は、感覚間相互作用による人間の行動制御を実現することで、より自然な情報提示による人間の行動の誘導手法を開発することである。例えば、食事療法で明示的指示によって食品の消費量を減らすのではなく、潜在的な情報提示によって自然に食事量を制限することが出来れば、より自然と健康の管理ができるようになる。 現在までの実績として、顎の動きを計測し咀嚼判定を実施しながら咀嚼音の加工を実施することで、人間の食感知覚を変化させることを, 実験室に限定せずに一般住宅等でも出来うることを確認することに成功した。具体的には, 咀嚼のタイミングを下顎部に配置した二個のセンサで咀嚼運動を計測し、そのタイミングに合わせて咀嚼音のフィードバックを行った。しかし、食品ごとにフィードバックする際の加工条件を変化させることで、食感の変化を作り出せることを証明することまでは実現したが、行動の変化を引き出すことには至らなかった。一方で、この研究の過程において、行動制御の基礎となる時間軸と情報提示のモデルを畳み込み積分として説明する手法を検討することができ、今後の咀嚼以外での行動制御における情報提示の設計論につながる知見を得ることが出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)