19-20世紀転換期ラテンアメリカ文学におけるヨーロッパ芸術思潮の受容と展開
Project/Area Number |
12J07556
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
各国文学・文学論
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
棚瀬 あずさ 東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 文学 / スペイン語 / ラテンアメリカ / モデルニスモ / ルベン・ダリオ / 象徴主義 / 文芸雑誌 / スペイン / 多国籍 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、19-20世紀転換期ラテンアメリカ文学(以下ラ米文学)におけるヨーロッパ芸術思潮の「受容」(どのように紹介され、受け入れられたか)と「展開」(受け入れられたものが作品にどのように取り込まれ、活かされたか)の状況の調査を通じて、この時期のラ米文学の持つ独自性を、地域の枠内で考察するに留まらず、ヨーロッパの芸術思潮との関係からも捉え、国や言語を越えて展開する世紀転換期の芸術動向におけるラ米文学の位置づけを明らかにしようとするものである。受容研究の手法は、主に20世紀初頭以前のスペイン語圏の文芸雑誌や、比較対象となる19世紀から20世紀初頭のヨーロッパ文学、定期刊行物等の収集・分析である。展開研究は当該時期のラ米文学作品の幅広い収集と精読を中心とするが、いっそう客観的な考察を行うため、19世紀一般と、1920年代から40年代までのラ米文学についても読み込みを行っている。 平成26年度は主に受容研究を行った。読解や分析の対象とした作家は、J・マルティ(1853-1895、キューバ)、M・グティエレス・ナヘラ(1859-1895、メキシコ)、J・デル・カサル(1863-1893、キューバ)、J・アスンシオン・シルバ(1865-1896、コロンビア)、R・ダリオ(1867-1916、ニカラグア)、L・ルゴネス(1874-1938、アルゼンチン)、J・ヘレラ・イ・レイシグ(1875-1910、ウルグアイ)等。資料の所在等の関係で国内での十分な研究遂行が難しいことから、平成25年11月以降スペインで学術調査を実施しており、平成26年10月からはマドリード・コンプルテンセ大学のモデルニスモ研究グループに参加して研究を進めている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)