Project/Area Number |
12J08380
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied biochemistry
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大山 一徳 東北大学, 農学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2012: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | LGR4 / mammary gland / 乳腺上皮細胞 / 発生 / 分化 |
Outline of Annual Research Achievements |
Wnt/β-cateninシグナルは細胞分裂や分化、発生など様々な細胞機能に関わる経路である。7開幕貫通型受容体leucine-rich repeat containing G protein-coupled receptors 4 (Lgr4)は、近年新たなWnt/β-cateninシグナル制御因子として注目されている。しかしLGR4によるWnt/β-cateninシグナルの制御が、生体内においてどのような役割を担っているかについては依然として不明な点が多く残されている。本研究では乳腺組織におけるLGR4の機能を解析することを目的とし、Lgr4欠損の影響を解析するために、組織特異的なコンディショナルKOマウスであるKeratin5-Cre;Lgr4-/fx (以下Lgr4K5 KO)を用い研究を行った。加えて皮膚腫瘍形成におけるLGR4の機能解析を行った。Lgr4K5 KOではpubertyにおける乳腺身長遅延と枝分かれ数の減少、妊娠時における乳腺房構造の発達不全、加齢に伴うサイドブランチング構造の減少といった表現型が観察された。CD24、CD49fマーカーを用いた細胞分画解析により、Lgr4K5 KOで24-25週齢においてCD24high、CD49flowの内腔上皮未分化細胞画分の割合が減少し、13か月齢においてはCD24high、CD49flowの内腔上皮未分化細胞画分とCD24middle,CD49fhighの乳腺幹細胞画分の割合が減少していた。これらの結果からLGR4は乳腺幹細胞画分で発現し、乳腺組織の発達と維持、乳汁産生能の獲得に寄与することが示唆された。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(11 results)