光架橋性仮留めネットワークを経由する共有結合型アクアマテリアルの開拓
Project/Area Number |
12J08808
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Functional materials chemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
内田 紀之 東京大学, 工学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 分子糊 / 生体分子 / 自己集合 / ポリグアニジン / デンドリマー / 光反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は非共有結合ネットワークによって形成されるハイドロゲル(仮留め型アクアマテリアル)に光を照射して。ネットワークを共有結合型(本留め型アクアマテリアル)に変換し、構成成分が水でありながら「強靱でプラスチックの代替として利用できる究極の環境低負荷アクアマテリアル」を開拓することを目的としてスタートしたが、その研究を進めていく中で、当初の予定では想像し得なかった現象に遭遇し、その現象を突き詰めていくことで大変興味深い研究結果をまとめることに成功した。 一年目には当初のコンセプトであるハイドロゲル形成に必須となる、仮留め→本留め可能な接着インターフェイスの開発を行った。その結果、予定通りその接着分子の開発に成功し、その分子が生体分子モータのひとつであるキネシンの滑り運動を阻害する分子として機能することを見いだした。 二年目の研究においては、1年目の成果を基盤として研究の展開を行った。その過程において接着分子とチューブリンという集合性タンパク質を混合することで、ベシクル状構造体が作成できることを偶然見出した。その発見を深めていった結果、そのチューブリンベシクルが生体シグナルの一つであるGTPに応答するドラックデリバリーシステム(DDS)のキャリーとして利用できることを見出した。 最終年度の研究においては、二年目に発見した現象を研究成果として論文にまとめ、投稿する準備を進めた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)