新規非コードRNAによるRNA干渉制御メカニズムの解明
Project/Area Number |
12J10400
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Molecular biology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松浦 絵里子 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥5,060,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | miRNA / GW182 / ショウジョウバエ / Dicer-2 / siRNA / RNAi / Ago2 / hsp70 / ncRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は主にmiRNAの遺伝子抑制機能において重要な役割を果たすGW182因子の解析について注力したので、その実施状況を報告する。 前年度、作出に成功したgw182欠損変異体の解析を行った。gw182欠損変異体は、2齢幼虫で成長が止まり、致死となる。miRNA標的遺伝子の発現変動の確認と致死の原因となる遺伝子の探索のため、RNAシークエンス解析を行った。その結果、コントロールと比較してgw182変異体で2倍以上の発現上昇を示したmRNA群に、特定のmiRNAの標的配列を有するmRNAが濃縮されていることが判明した。したがって、ショウジョウバエ個体内において、GW182は真にmiRNAの機能を担っていることが示唆された。一方、コントロールと比較しgw182変異体で発現が優位に減少している遺伝子群には幼虫の表皮を形成する遺伝子群の多くが含まれていた。このことから、表皮の形成不全がgw182欠損変異体の致死性の一端であると推測された。今後、gw182遺伝子変異体で発現上昇が認められたmiRNAの標的遺伝子と表皮形成に必須の遺伝子群との関係を調べ、GW182の分子機能と表皮形成との関係を解明していく。 また、現在、生体内でmiRNAの遺伝子抑制活性を評価する系を構築することを計画しており、その準備段階として、miRNAのレポーター遺伝子系統作出の準備やgw182遺伝子の一部欠損変異体などの作出を行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)