太陽フレア現象における粒子加速機構とプラズマダイナミクスに関する観測的研究
Project/Area Number |
12J40170
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
渡邉 恭子 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 特別研究員(RPD)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,630,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 太陽フレア / データベース / 粒子加速 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず、太陽フレアの多波長観測データのデータベース「ひのでフレアカタログ」については、新しく発生した太陽フレアの情報を毎月更新しており、定常運用を行っている。本年度は日本のX線天文衛星「すざく」の太陽フレア観測情報も本カタログに加えた。また、要望のあったフレア動画等の掲載についても引き続き検討を行っている。 次に、上記の作成したデータベースをもとに、太陽フレア現象の統計的な解析を行った。特に太陽フレア中における粒子加速の結果発生する白色光フレア現象について、どの物理量が白色光の増光に寄与しているのかを探るため、ひので/SOTが観測した白色光フレアと非白色光フレアについて、統計的な解析を名古屋大学STE研の増田智准教授と北川潤氏とともに行った。これまでに上記フレアについて、フレアの継続時間やフレアリボン間の距離、そして硬X線強度などの傾向を調べ、その解析結果より、白色光フレアは「大量の加速電子」が「短時間」に「コンパクトな領域」に降り込むことによって発生していることが分かった。また、軟X線強度ピーク時における温度とエミッションメジャーの関係を調べたところ、白色光イベントは温度に対してエミッションメジャーの値が低い(エミッションメジャーに対して温度が高い)傾向があった。この関係はリコネクションポイントのコロナ磁場強度を反映していると考えられ、白色光イベントはこのコロナ磁場が強い傾向があった。この結果は、白色光フレア発生の1つのパラメータとしてコロナ磁場が関連していることを示唆している。これらの結果については、現在論文雑誌に投稿中である。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(35 results)