Project/Area Number |
13020217
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
|
Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
深林 太計志 静岡大学, 工学部, 教授 (90091149)
|
Project Period (FY) |
2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 英語発音 / 子音発音 / 母音練習 / 発音練習 / 発音評定 / 発音練習支援システム |
Research Abstract |
既に英語の母音11音素の発音を自習するための支援システムを構築している.このシステムを改良すると共に,このシステムに英語独特の音を中心に有声子音13音素(半母音を含む),無声摩擦音(無声破擦音を含む)6音素の練習支援部を組み込むための検討を行った. 一つは子音それぞれに適した特徴抽出条件の検討である.発音練習支援システムではすべての子音を同一の条件で分析する必要はなく,発音の良し悪しに直接関係するその音独特の特徴を強調すればよいと考えるからである.個々の子音の特徴抽出条件と共に,相対評価をするために,個々の子音に対して,調音点の近い,または,日本人が間違いやすい子音群の中で評定を行うことを検討して,個々の子音に対して,適した特徴抽出条件を明らかにした. もう一つは評定に使う音節中の子音部検出法の情報についてである.子音発音練習支援システムでは有声子音については音の始めが無音で後続音が母音の/e/の音節,無声摩擦音では,音の始めが無音で,後続音が母音/i:/の音節を用いることにしているが,音節のフレームの最大パワーを基準にした個々の子音の始めのフレームのパワー分布を調べて明らかにした.この分布を基にして,評定に用いる子音部のセグメントを検出するためである. これらの検討を基に,システムの子音部の基礎を構築した.設計方針は母音部と同様である.精度やアドバイスの内容等,まだ問題も多い.これらは今後の課題である.
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)