デジタルポートフォリオを活用した大学の情報デザイン教育カリキュラムの開発
Project/Area Number |
13020239
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
木村 健一 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (60280327)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
刑部 育子 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師 (20306450)
柳 英克 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (10325889)
岡本 誠 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (90325887)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | デジタル・ポートフォリオ / 情報デザイン / 高等教育 / アトリエ的学び / メディアミックス / 授業カリキュラムの開発 / 学習環境の構築 / 学習支援システム |
Research Abstract |
本学は情報系の大学であり、情報教育を「情報デザイン」と位置づけたカリキュラムを開発している。本研究では、それを支援するデジタル・ポートフォリオを作成する環境を構築することを目指し、美術系の授業「情報表現基礎I」において導入した。ここでは、デジタル・ポートフォリオを表現や内省のツールとして位置づけ、授業カリキュラムを開発した。 その結果、デジタル・ポートフォリオのカリキュラムへの導入は、メディアとしての(1)公開性、(2)持続性、(3)記録性、(4)共有性という点で優れていることが明らかになった。 (1)電子上での作品の「公開性」は授業におけるアトリエ的空間を再現・表現するツールとなり、(2)学習者の「持続性」を支え、(3)個々の学習者が作品の制作過程を「記録」することでリフレクションが起こり、作品の意味づけがより明確になる。(4)電子上においては制作過程の内省が「共有」されるので「情報表現基礎I」が目指す、作品を他者に表現し、伝える媒体となる。 さらに、こうしたことを支援するツールとなるためには、(1)掲示板(「アトリエ的空間」の再構成)とメール(「他者に対する呼びかけ」)を併用したシステムであること、(2)授業者自身がカリキュラムに即して柔軟に簡単に対応できる安定した軽いシステムであることが重要であることが明らかになった。 最後に、このデジタル・ポートフォリオは様々なメディアの一つとしてカリキュラムに「埋め込まれる」こと、授業としては紙などの他の表現や伝える媒体とともに「メディアミックス」されることでより有効になることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
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