マルチメディア・ポートフォリオを生成する学習活動支援システムの開発
Project/Area Number |
13020249
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Shikoku University |
Principal Investigator |
奥村 英樹 四国大学, 生活科学部, 助教授 (80233477)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武市 泰彦 四国大学, 生活科学部, 講師 (40279112)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | ティーチング・ポートフォリオ / システム開発 / 学習活動支援 / FD / 情報システム / 教育工学 |
Research Abstract |
本研究における研究実績は以下の通りである。 1、ポートフォリオに要求される情報のデジタル化の検討と、ポートフォリオ生成機能の追加 授業で扱う情報のほとんどは電子化可能であるが、鉛筆書きされたプリントなど電子化のために余分な時間のかかる素材も少なくない。そこで本システムでは日常の利用の中で電子化できたものだけを、不定期に蓄積可能にし、その時点における最新のポートフォリオが随時生成できる形式をとることとした。 新たに追加した機能により、利用者は、学習の記録や履歴を既存のアプリケーションで作成し、ネットワーク上の個人用ディレクトリにOS固有のGUIを通して蓄積する。蓄積されたファイルは、WWWサーバのCGIを経由して、ポートフォリオとして整理された表現で提示される(本システムはWWWページとして提示されるので、教師や他の学習者が公開している情報とリンクさせることも可能となっている)。 2、システムの適用 本システムは、筆者の担当する授業(情報処理、教育情報処理論)において実践した。 実践の結果、通常の方法で毎回HTMLファイルを専用ソフトで編集して掲示するのに比べ、作成した履歴や資料をキーワード付きで保存するだけで、常に最新のポートフォリオを得る事ができ、利便性は増したと考えられる。また、今回はマルチメディアの利用例として授業を撮影したビデオ映像も、電子化できたものから随時提供した。これにより、ポートフォリオとしての幅を広げるだけでなく、欠席者が授業の様子を後日確認できるなどの副次的な効果をもたらしている。 3、支援システムのパッケージ化 システムの概要と利用方法の説明書を作成し、システムを含めたパッケージを作成した。4月以降の公開に向けて環境整備している。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)