ミクロ,メソ多孔体複合機能場のナノ空間制御(電子顕微鏡を用いた3次元構造の研究)
Project/Area Number |
13031002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
寺崎 治 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30004401)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大砂 哲 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (60271962)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | ナノ空間 / ミクロ多孔体 / メソ多孔体 / 結晶構造 / 電子顕微鏡像 |
Research Abstract |
今回の研究は、合成時間の増加に伴って二次元hexagonal相からcubic相へ「構造転移」するシリカメソ多孔体SBA-1について、その転移の様子を多数の合成時間で「凍結」した試料を通じて明らかにすることである。試料の合成は、界面活性剤にCTEABr、シリカ源にTEOSを用い、「構造転移」がゆっくり進行するようにHClを加え、反応時間を変えて取り出し実験試料とした。 粉末X線回折パターンから、合成時間の短い試料は平面群,p6mm,長い試料は空間群Pm3nであることが予測される。TEM像の観察から、その結論を確認し、さらに二次元hexagonal相の(10)面とcubic相の(211)面が、面間隔・方位ともに一致させながら構造相転移していることが判った。この実験結果は、二次元hexagonal相の等価なチャンネルが、(1)約65Å周期で配列した内径約40ÅのケージA,(2)約90Å周期の3回右螺旋状に配列した内径約33ÅのケージB,(3)約90Å周期の3回左螺旋状に配列した内径約33ÅのケージCの三種類のチャンネルに分かれて、最終的に細孔がA_3B型に配列したPm3nの構造を形成すると考えるとよく説明できる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)