脂質ラフトを場とするFc受容体シグナル発信機構の解析
Project/Area Number |
13037009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
本田 善一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70238814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 孝雄 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80127092)
岡田 雅人 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10177058)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥4,400,000 (Direct Cost: ¥4,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | Fc受容体 / Srcファミリーキナーゼ / 脂質ラフト / SH3ドメイン / FcγRIIb / C末端Srcキナーゼ |
Research Abstract |
抗原受容体架橋に続く細胞内シグナル発生がSrc family kinase(SFK)によって媒介される事は知られているが、SFK動員の機構は不明である。近年、架橋抗原受容体α鎖が細胞膜微小ドメイン、脂質ラフトに移行する事が観察ざれ、ラフトの受容体初期反応への関与が注目されている。我々は受容体シグナルが受容体架橋--脂質ラフトの空間的融合--SFKの近接と相互活性化の順に生じると考え、この仮説を支持する証拠として、ラフトに常在するSFK分子種のみがFc受容体シグナルを伝達する事、受容体架橋によるラフトの空間的融合がSFK活性の上流事象である事を示した。SFK活性化の新規機構を探索するためにLyn-SH3ドメインに会合し、Lyn活性化を惹起する2つの新規分子を同定した。1つはポリプロリン配列及び微小管会合に働くRINGドメインを持ち、微小管から遊離するとNF-AT活性化を生じる。抗原受容体反応における同分子の関与を解析中である。SLEに連関する抑制性受容体FcgammaRIIb多型の解析を行い、同多型のラフトへの分配が低下しておりB細胞受容体反応抑制が減弱している可能性を見いだした。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)