AMPA型グルタミン酸受容体のエンドサイトーシスの分子機構
Project/Area Number |
13041045
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
竹居 孝二 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40322226)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 浩司 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (80325092)
絹田 正裕 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (40135942)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
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Keywords | 脳 / 神経 / AMPA受容体 / エンドサイトーシス / グルタミン酸受容体 / 膵β細胞 |
Research Abstract |
1.膵島β細胞株MIN6のキャラクタライゼイション 膵島β細胞にはAMPA受容体が発現していることが見い出されており、本研究ではAMPA受容体のエンドサイトーシスの機構を解明するためにβ細胞を用いることを提案した。 まず特異的抗体を用いたWestern blot法により、MIN6におけるAMPA受容体の発現を明らかにした。次にMIN6におけるエンドサイトーシス機能タンパクの発現を調べた。その結果、クラスリン依存性エンドサイトーシスの機能タンパクであるアンフィファイジン、さらにアンフィファイジンのリン酸化酵素CDK5が高発現することがWestern blot法により見い出された。 2.エンドサイトーシスのin vitro再構成系の確立 AMPA受容体エンドサイトーシスの分子メカニズム解明のためには、エンドサイトーシスによる取り込み小胞の形成をin vitroで再現する実験系の確立が必要であると考えた。In vitroで人工脂質膜(リポソーム)を膜成分として、ATPおよびGTP存在下に細胞質と反応させることにより、大型(直径>1μm)のリポソームから直径100nm以下の小胞が多数形成される実験系を確立した。さらに、形成された小胞の大きさ、数、相対的質量を動的光拡散測定装置を用いて測定することにより、小胞形成の定量化を可能とした。この実験系はAMPA受容体の選択的取り込みを解析するための実験系として応用されうる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)