Project/Area Number |
13043017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | 福井医科大学 |
Principal Investigator |
横田 義史 福井医科大学, 医学部, 教授 (50222386)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 誠一 福井医科大学, 医学部, 助手 (10334814)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | 分化抑制因子 / Id2 / bHLH因子 / 細胞分化 / ドーパミン作動性神経細胞 / 乳腺上皮細胞 / 増殖制御 |
Research Abstract |
分化抑制因子Id2は、細胞の分化調節に関わるbHLH型転写因子の機能を蛋白レベルで抑制的に制御して細胞分化を阻害する因子の一つであり、また、細胞増殖促進作用も合わせ持つ。申請者らはこれまでId2欠損マウスの病態解析を行ってきた。このマウスでは、黒質のドーパミン作動性神経細胞の過興奮によると考えられる多動と、妊娠に伴う乳汁分泌の欠如がみられる。本研究の目的は、これらの病態を解析し、Id2の個体レベルにおける実際の機能を明らかにして、細胞の分化と増殖の制御機構がどのように関連しているかを解明することにある。本年度の研究成果は以下のとおりである。 神経系 1)これまで報告されていた部位以外の、扁桃体、外側膝状体、上丘、中隔核等でもId2が発現していることをin situ hybridizationを用いて確認した。また、in situ hybridizationを用いて線条体におけるサブスタンスP、エンケファリン、およびドーパミン受容体のD1、D2の発現を検討したところ、発現レベル、発現細胞数に著明な変化は見られなかった。 2)その他の成果として、培養系で誘導される小脳顆粒細胞のアポトーシスの過程にId2が係わっていることを明らかにした。 3)神経芽細胞腫の予後とId2蛋白質の発現レベルが逆相関することを見出した。 乳腺上皮細胞 1)転写因子であるC/EBPβの欠損マウスはId2欠損マウスと同様の乳汁分泌不全を呈するが、Id2のプロモーター解析からC/EBPβがId2の上流遺伝子であることを明らかにし、現在詳細を解析している。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)