増殖分化チェックポイントシグナルとしてのAPI活性調節機構の解析
Project/Area Number |
13043055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
横山 和尚 理化学研究所, 遺伝子材料開発室, 副主任研究員 (80182707)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | F9 / レチノイン酸 / アデノウイルスE1A / p300 / ATF-2 / JDP-2 / ヒストン脱アセチル化 / AP1 |
Research Abstract |
胚性腫瘍細胞F9のレチノイン酸(RA),アデノウイルスE1Aによる分化誘導はAp1活性の成分の一つであるc-jun遺伝子によって引き金が引かれる。c-jun遺伝子プロモーター上に分化誘導に必要なDRF配列を同定し、ここにDRF(Differentiation Regulatory Factor)複合体が結合することを明らかにしてきた。DRF複合体としてATF-2, p300と新規因子JDP2を同定した。本年度はJDP2の構造を決定し、bZipのDNA結合の高次構造の予測を行った。更にJDP2はin vitro, in vivoでATF-2と会合し、p300, ATF-2によるDRE依存性のc-junの転写活性を抑制すること、更にこの抑制はヒストン脱アセチル化酵素のHDAC3をリクルートすることを明らかにしてきた。また、JDP-2の強制発現はレチノイン酸よるF9の分化誘導を抑制する事を初めて明らかにした。更にJDP-2のプロモーター断片を同定し、c-junの転写抑制に必要なエレメントを-557/-302に同定した。このエレメントは又、p53の強制発現によって更に抑制される。現在その分子機序の解析を進めている。RAR、RXRのKO F9細胞を用いてRAによる分化誘導にはRXRαが関与している事、更にp300のリボザイムを用いて分化誘導にはp21が関与している事を明らかにした。cdk2、cdk4及びcyclin Dもこのカスケードネットワークに関っている。又、JDP-2のドミナントネガティブは、ヒストン脱アセチル化活性を抑制し、c-junのトランス活性化の抑制を示した。これらのツールを使用して更にチェックポイント活性を解析する。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)