Project/Area Number |
13126210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
服部 忠 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50023172)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 寿雄 名古屋大学, 難処理人工物研究センター, 助教授 (80273267)
薩摩 篤 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00215758)
鬼頭 繁治 愛知工業大学, 教授 (20023343)
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Project Period (FY) |
2001 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥20,600,000 (Direct Cost: ¥20,600,000)
Fiscal Year 2003: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥7,700,000 (Direct Cost: ¥7,700,000)
Fiscal Year 2001: ¥8,100,000 (Direct Cost: ¥8,100,000)
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Keywords | 触媒反応工学 / アルカン / 触媒 / 選択還元 / 選択酸化 / 反応雰囲気 / 光触媒 / ニューラルネットワーク / in-situ IR / in-situ UV-Vis |
Research Abstract |
触媒の活性制御因子はしばしば反応雰囲気に著しく依存するため、触媒システムの最適化には触媒反応場と触媒作用との因果関係の解明が重要な課題となる。本年度は以下に示す成果を得た。担持Ag触媒上でのNO選択還元反応において、反応場へ添加した水素がAg種を還元・凝集させ、高活性種であるAg^<δ+>クラスターを形成する現象が見いだされた。ゼオライトを用いて、担体効果を検討したところ、MFI, BEAでは水素添加によりNO還元活性が飛躍的に向上するが、MORやYでは水素の効果は大きくなかった。Ag-MFI,-MORの反応ガス処理後のUV-Visスペクトルを比較したところ、H_2共存下で250,285nmにAg^<δ+>クラスターに帰属される新たな吸収が観察された。一方MORでは高濃度の水素を共存させることによって初めてAgnd+clusterの吸収が観察された。Ag^<δ+>クラスター形成と水素による促進効果に相関性が見られ、水素により還元凝集したAg^<δ+>クラスターの形成によりNO選択還元反応の活性が向上すること見いだされた。Agnd+clusterの形成が可逆的であり、ゼオライト酸強度、すなわちゼオライトのアニオンとしての強度に依存することから、Ag^+イオンとAg^<δ+>クラスターは一種の平衡状態で触媒上に存在すると理解された。さらにこの知見をアルミナ担持Ag触媒に拡張するため、各種添加物で修飾したアルミナを担体としたAg触媒を用いて担体効果を検討した。MgおよびZnでのアルミナの修飾によって、NO転化率の向上が見られた。表面積に大差はなく、活性向上は表面積以外の因子による。酸量の多い担体ほどNO転化率が高いことから、Ag-ゼオライトの場合と同様に、担体の酸量が活性に依存していることが示唆された。
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