糖尿病合併症家系図の構築と糖尿病合併症候補遺伝子に検索
Project/Area Number |
13204040
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
柏木 厚典 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20127210)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古家 大祐 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (70242980)
前川 聡 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (00209363)
羽田 勝計 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (60164894)
荒木 信一 滋賀医科大学, 医学部, 医員
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
Fiscal Year 2001: ¥5,900,000 (Direct Cost: ¥5,900,000)
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Keywords | 糖尿病合併症 / 糖尿病性腎症 / 遺伝子多型 / 家系図 / 白血球DNA / PKC beta |
Research Abstract |
我々は1995年から糖尿病患者の家族歴、白血球DNA、臨床検査、合併症関連検査を含む項目の蓄積と共に長期前向き経過観察研究を当外来にて開始し、既に、患者836名において糖尿病合併症とangiotensinogen(AT)、angiotensin type 1 receptor(ATR)、angiotensin converting enzyme(ACE)、eNOS、TGF beta1、matrix metalloproteinase 9(MMP9)、aldose reductase (AR)、methlenetetrahydrofolate reductase(MTHFR)の遺伝子多型を検討した。MMP9遺伝子多型と糖尿病性腎症の発症に、またTGF-beta1遺伝子多型と糖尿病性網膜症の発症にcase-control studyにて有意な関連が認められたが、集団の階層化(population stratification)などによる偽陽性である可能性を否定することはできない。そこで、本研究では集団の階層化による影響を受けない伝達不均衡テスト(transmission/disequilibrium test : TDT)を用い糖尿病合併症感受性遺伝子を解明する目的で、糖尿病合併症に関する家系図の構築を目的とした。本年度は、1)酸化ストレス関連LOX-1及びHO-1遺伝子、PKC beta遺伝子、SREBP-1遺伝子多型とSNPの検索、2)上記1)のcase-control study、3)関連施設糖尿病患者の臨床分類と白血球DNA採取、4)滋賀医科大学の糖尿病患者家族の白血球DNA採取を開始した。成果として、1)LOX-1遺伝子多型(+、1多型)、HO-1遺伝子多型(-)、PKC beta遺伝子多型(+、7多型)を確認した。2)PKC betaC-546G多型と糖尿病性腎症との関連性が示唆された。3)関連施設糖尿病患者1995例の臨床分類と458例の白血球DNAを採取した。4)滋賀医科大学糖尿病患者836例の家系図構築と104家系からのDNA採取の承諾とDNA採取を開始した。さらに、患者836名の内299名の患者両親或いは片親は死亡しており、現在生存している両親を有する糖尿病患者537名に関する糖尿病性腎症の臨床的分類は、正常アルブミン尿;335名、微量アルブミン尿;124名、顕性腎症;64名、不明;14名であった。2001年度中に、これら腎症の臨床分類を行った患者計523名の両親のうち、104家系から白血球DNA採取の承諾を得た
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)