哺乳類ポリコーム群が構成する核内機能ドメインの作用発現機序の解析
Project/Area Number |
13206009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
磯野 協一 千葉大学, 遺伝子実験施設, 助手 (90323435)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古関 明彦 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (40225446)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
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Keywords | ポリコーム群 / 核マトリックス / ホメオボックス / ノックアウトマウス / 染色体免疫沈降 |
Research Abstract |
ポリコーム群タンパク複合体は、核マトリックスの機能維持の過程で重要な役割を果たす可能性がしめされつつある。本研究は、哺乳類ポリコーム群が核内でどのように機能ドメインを形成し、その機能ドメインとゲノムDNAの相互作用のメカニズムを明らかにしていくことを目的とする。ポリコーム群遺伝子産物の作用発現機序の解析を行うために、以下の点に沿って解析を行ってきた。 1) ポリコーム群遺伝子産物が構成するタンパク複合体の構造と機能の解析 新たにSCMH1、p53BP3、YAF2、Mph2、Ring1Bがポリコーム群タンパク複合体に含まれている可能性を示した。Mph2、Ring1Bについては、遺伝子欠損マウスを用いた解析からも、機能的な構成成分であることが強く示された。SCMH1欠損マウスは、ホメオテイック変異が見られなかっただけでなく、他のポリコーム変異との間に、遺伝的相互作用も見られなかった。 2) ポリコーム群タンパク複合体の標的遺伝子座を染色体の免疫沈降法を用いた系統的な検索 Mph1とRing1Bに対するモノクロナル抗体を用いて、マウス11、5日胚におけるHox遺伝子座におけるポリコーム群の結合パターンを明らかにした。 3) ポリコーム群遺伝子産物複合体と他の核内機能ドメインの相互関係 ポリコーム群タンパクMel18とRing1Bに結合するタンパクとしてスプセオソームの構成成分であるSAP155を同定し、それが実際にポリコーム群複合体に含まれていることを生化学的に示した。また、SAP155を欠損したヘテロ接合体では、ポリコーム群遺伝子のミュータントに特徴的な脊柱管の変化が観察された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)