Project/Area Number |
13218088
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
伊東 進 徳島大学, 医学部, 教授 (70093838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 浩仁 徳島大学, 医学部, 助手 (90263813)
長尾 善光 徳島大学, 薬学部, 教授 (40027074)
木戸 博 徳島大学, 分子酵素学研究センター, 教授 (50144978)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 微小癌 / 赤外線蛍光内視鏡 / ICG |
Research Abstract |
われわれは生体に投与可能な赤外蛍光標識物質としてICG誘導体を合成し,ICG誘導体標識抗体を作成し,赤外蛍光撮像装置を試作し,ICG誘導体標識抗CEA抗体を用いヒト胃癌切片の赤外蛍光画像の撮影が可能であることを明らかにした.また,新鮮切除標本において免疫染色が可能であることを明らかにした.さらに,「赤外線蛍光内視鏡の開発」を行い,試作機の作成に成功した. 本研究において,赤外線蛍光内視鏡の画像解析システムの改良を行い解像力の増強をはかり,動物実験で標識抗体の染色性を検証すれば.赤外線蛍光内視鏡検査の実現の可能性は極めて高いと考えられる.そこで感度および特異度とも従来の標識物質に比べて鋭敏な新しい標識物質(ICG-ATT)を開発し,その有用性につき報告した(第60回日本消化器内視鏡学会総会,5^<th>ISPO).さらに新標識抗体の蛍光強度に関する詳細な検討を行うとともに、グリセロン脂質が蛍光増強剤として有用であること(第59回日本消化器内視鏡学会総会),切除新鮮標本を用いたICG誘導体標識抗体による微小胃癌の赤外蛍光撮影が可能であること(8^<th>UEGW, Endoscopy Vol33:849-853,2001),および担癌ヌードマウスにおける生体免疫染色の可能性を明らかにし(第60回日本消化器内視鏡学会総会),本標識抗体および赤外線蛍光内視鏡を用いての微小癌診断が可能であることを明らかにした.また,がん抗体として着目されている抗ムチン抗体を用いてICG誘導体標識抗ムチン抗体を作製し,消化管癌パラフィン切片における染色特性を明らかにした(J Gastroe nterol Vol:37 in press).
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)