個人適応能力を有する高次マルチモーダルユーザインタフェースに関する研究
Project/Area Number |
13224074
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
谷口 倫一郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (20136550)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米元 聡 九州産業大学, 情報科学部設置準備室, 講師 (50325552)
有田 大作 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 助手 (70304756)
菅沼 明 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 助教授 (70235852)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Keywords | ユーザインタフェース / インタラクション / ビジュアルインタフェース / 身体動作計測 / アフォーダンス / コンピュータビジョン / ジェスチャー |
Research Abstract |
本研究では,ネットワーク社会におけるコミュニケーション,コラボレーション(協調作業)の円滑化をめざし,ネットワークを取り巻くシステム的障壁の低減を図るため,人に優しいスマートなユーザインタフェースの確立するための研究を行った.本年度は第一ステップとして視覚情報を基にした非接触での人体動作の計測とそのユーザインタフェースについて検討し,以下の点を明らかにした. ・3次元人体動作の解析と生成:映像より得られた少数の画像特徴よりリアルな身体動作を生成するための姿勢推定法を確立した. ・インタラクションへの応用:映像入力による3Dインタラクションを円滑に行うための枠組みとして,アフォーダンスの概念を利用した.アフォーダンスにより仮想空間中のオブジェクトが人体モデルに対し意味・価値のある情報(動作情報)を提供することにより,(1)計測できない詳細動作をアフォードされる付加的な動作として付加できる,(2)仮想空間上にシーン制約を課すことで,実空間ではありえない動作を抑制し,生成する動作をリアルにすることができる,といったことが可能になった. ・プロトタイプ作成:プロトタイプとしてデスクトップ型の実時間インタラクションシステムを構築し,提案手法の有効性を確認した.
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)