Project/Area Number |
13710045
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
実験系心理学
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
青山 謙二郎 同志社大学, 文学部, 助教授 (50257789)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | オペラント条件づけ / 飽和 / 馴化 / 食行動 / ヴァラエティー効果 / セッション内変動 / VIスケジュール / ラット / 飲水行動 |
Research Abstract |
本研究の目的はラットのレバー押し行動に対して与える報酬の量的なヴァラエティーが、レバー押し行動および摂取行動に対して与える影響を調べることである。動機づけ行動に関する馴化理論(Aoyama & McSweeney,2001;MgSweeney & Swindell,1999)の予測にしたがえば、報酬の質的なヴァラエティー(例、味などのヴァラエティー)だけでなく、量的なヴァラエティーも摂取量の増加をもたらす。前年度には全てのレバー押し行動に対して報酬を提示する連続強化条件で、液体報酬を用いた場合、この予測を支持する結果を得た。今年度は固形の餌(ペレット)を用いてこの予測を検証した。 実験1では被験体は6匹のラットであり、餌の量を制限して自由摂食時体重の約85%に減量した。水は自由に摂取可能であった。1粒45mgの餌ペレットの提示量を毎回3粒とする統制条件と餌の提示量を1から5粒(平均3粒)の間で変化させる実験条件とを比較した。結果は、両条件の総反応量と総摂取量は同じであり、馴化理論の予測を支持しなかった。セッション内変動パターンも全く同一であった。実験2では、実験条件での変動の範囲を広げた。餌の提示量が平均は3粒のまま、1から11粒の間でランダムに変化する第一実験条件と、さらに1から21粒の間で変化する第二実験条件を設けた。さらに、強化スケジュールは連続強化とVI1分の2つを用いた。それ以外の手続きは実験1と同様であった。結果も実験1と同様であり、連続強化・VIの両スケジュールとも、2つの実験条件において、総反応量も総摂水量も統制条件と差がなかった。したがって、量的なヴァラエティー効果が固形報酬では支持されず、前年度の液体報酬の場合と矛盾した結果となった。
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