英国1850年代の社会問題小説における社会的パースペクティヴの多様性
Project/Area Number |
13710283
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
英語・英米文学
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
閑田 朋子 日本大学, 文理学部, 専任講師 (40328654)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 文学 / ヴィクトリア朝 / イギリス / 社会問題小説 / ジャーナリズム |
Research Abstract |
「イギリス小説における労働組合の表象」(『研究紀要』第64号)では、Victoria朝初期から中期における中産階級に属する作家による社会問題小説に描かれた労働組合像について考察を行った。当論文では、傾向を大きくつかむために、できるだけ多くの作品を取り上げたため、一つ一つの作品についての考察は浅くなった。これを補う意味で、少数の作品に焦点を絞って、社会的パースペクティヴの多様性に言及した口頭発表を、社会経済史学会関東部会で行った(2002年12月於早稲田大学)。 「Mary Barton-そのモデルと種本-」(『ギャスケル論集』第12号)は、日本ギャスケル協会第13回大会で行った口頭発表に基づいている。当時、中産階級に広く読まれていた複数のジャーナルや他の中産階級作家による社会問題小説と、Mary Barton(Elizabeth Gaskell作)に描かれた労働紛争の比較を行った。 「Eliza Cook's Journalにおける階級と女性(1)」(『ふおーちゅん』第14号)はEliza Cook's Journalにおける階級観と女性観を考察する論文の前半である。今後、他誌との比較を行うことにより、中産階級の社会的パースペクティヴの多様性について論を発展させる予定である。この内容の一部は、口頭発表「女・犯罪・大衆小説-ヴィクトリア朝小説において-」(日本大学文理学部人文科学研究所共同研究シンポジウム2003年1月於日本大学)に基づいている。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)