打継ぎ面に形成される組織構造の透湿性に基づいた評価
Project/Area Number |
13750446
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
土木材料・力学一般
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
内海 秀幸 千葉工業大学, 工学部, 講師 (10316804)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 化学ポテンシャル / 熱力学 / 硬化セメントペースト / 水和反応 / 逸散水率 / 結合水率 / 蒸発可能水率 / 水セメント比 |
Research Abstract |
本研究では練混ぜ直後から水和反応終了までの全生成過程における様々な状態での新旧硬化セメントペースト間の打継目を介した水分移動特性を解析的に明らかにすることを目的とした研究を行った.本研究では水分移動の方向性を定める尺度として,統計熱力学モデルにより定式化される自由水基準の化学ポテンシャルを用いた.自由水基準の化学ポテンシャルは平衡状態において水蒸気相の相対圧と等価な関係にあるため,飽和水蒸気圧を基準とした水分の圧力を評価することが可能となる.本モデルにおいては化学ポテンシャルを定式化する際に,コンクリート工学特有の水セメント比,質量含水比,結合水率,水和度等の工学パラメータが導入されているため様々な水和反応の進行程度や調合条件下での硬化セメントペーストの打継目を介した相対圧の差を理論的に評価することが可能である.解析例として,旧側材料の水和反応が途中停止した場合や,旧側材料ならびに新側材料の水和反応が互いに進行している場合等における打継目を介した相対圧の差に関する検討を行うとともに,既往の実験で示された時刻歴の相対圧から推定される相対圧の差,打継ぎ界面周辺の成分濃度状態との相関を比較し,定性的な観点から本研究の妥当性および適応性を明らかにした.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)