WebGISベース建物エネルギーモニタリングによる次世代DSMに関する基礎研究
Project/Area Number |
13750558
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural environment/equipment
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Research Institution | Tohoku Institute of Technology |
Principal Investigator |
渡辺 浩文 (渡邉 浩文) 東北工業大学, 工学部, 助教授 (60247236)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 省エネルギー / 地理情報システム / デマンドサイドマネジメント / WebGIS / 建物エネルギー消費 / エネルギーモニタリング |
Research Abstract |
今後の民生分野における省エネルギー・二酸化炭素排出削減のため、Web対応型GISによる建物エネルギーに関するデータベースを構築しこれを公開することによって、消費者自身の省エネ意識を喚起することを目指すものである。本年度の研究実績は下記のとおりである。 1)スタンドアロン(非公開型)GISによる公開方式の検証 データベース化する建物は膨大になることが予想されるため、WebGISへの移行を念頭においたスタンドアロン(非公開型)GISによる公開方式の検討と検証を行った。またこのための調査結果の集計と図化(デジタル・コンテンツの蓄積)を図った。データ公開については、個人情報の保護の観点から、また膨大なデータによるコンピュータの過負荷の観点から、今回構築した数千件におよぶ建物全てを対象とするのではなく、例えば会員制のような形態で取り組むのが最善であるとの結論を得た。 2)建物データベースの活用に関する研究 次世代DSM(デマンド・サイド・マネジメント)検討のため、建物データベースの活用法に関する研究を行なった。具体的には、既存の電力供給網に対して分散型エネルギー源の適地検討手法を検討し、これまでGIS上に構築してきた建物エネルギー・データベースに応用した。 これら研究の結果、WebGISで全ての建物エネルギーをモニタリングすることは、時期尚早であるものの、データベースの有用性および次世代DSMへの応用可能性について、基礎的な知見を得ることができたと考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)