高密度居住区モデルにおける環境デザイン手法に関する研究-建物密集街区を対象とした空隙配置システムの調査・分析-
Project/Area Number |
13750571
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
郷田 桃代 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (50242128)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 高密度居住区モデル / 環境デザイン / 空隙 / 建物密集街区 |
Research Abstract |
本研究は、高密度居住区モデルの開発を前提とし、そこにおける環境デザインの手法を探究するものである。具体的には、建物が密集した街区を対象として、街区内の空隙の配置システムについて調査と分析を行い、この結果に基づいて、高密度居住区モデルにおける空隙の配置システムを検討することを目的とするもので、実施内容は以下の通りである 1.予備的調査 (1)建物密集街区に関する資料調査 (2)分析対象街区の選定:東京とベトナム・ハノイの旧市街地を分析対象街区として選定。 2.現地調査と空隙データベースの作成 (1)現地調査:ベトナム・ハノイの旧市街地の実測調査 (2)空隙データベースの作成:東京、ハノイ旧市街地の空隙データベースを作成。 3.空隙の評価手法の考案と適用 (1)手法の考案 (2)手法の適用 (3)各街区の空隙配置システムに関する考察 4.対象街区の比較分析 (1)空隙配置システムの相互比較:各街区における空隙配置システムの特性を相互に比較し、考察。各街区は空隙の形態・配置について明らかな特徴をもつものであり、それが成立している要因を定量的に把握した。 (2)分析へのフィードバック:相互比較の結果を下に、現地調査ならびに分析を再度行った。 5.高密度住区モデルにおける空隙配置システムの提案 (1)モデルにおける条件の整理:高密度居住区モデルは、経済や文化なども含めた「地域性」が反映される必要がある。要件に従って、空隙配置を選択したり、修正したりできるように、条件を整理した。 (2)空隙配置システムの提案:高密度居住区モデルにおける空隙配置システムとしての提案を行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)