金属配位オレフィンの新規活性化法の開発とその合成化学的利用
Project/Area Number |
13750798
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Synthetic chemistry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
寺尾 潤 阪大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (00322173)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | アルケン / ジエン / チタノセン触媒 / アルキル化 / シリル化 / アルキルハライド / クロロシラン / グリニャール試薬 |
Research Abstract |
前週期遷移金属錯体と有機典型金属試薬との反応により生成するアート型錯体を触媒活性種とする新しい反応系の開発を目的に検討を行ったところ、炭素-炭素不飽和結合の新規活性化を含むアルケン及びジェン類の位置選択的アルキル化及びジリル化反応を見出した。例えば、チタノセン触媒及びブチルグリニャール試薬存在下、アルケン類のアルキルハライドによるアルキル化反応について検討を行ったところ、アルケンにアルキル基が2つ導入されるダブルアルキル化反応を見出した。また、本反応をエーテル溶媒中で行うことで、アルケンの脱水素アルキル化生成物が得られることも明らかにした。さらに、本反応系を応用し、ハライド由来のアルキル基と、グリニャール試薬由来のマグネシウムがアルケン類に導入される新しいタイプのカルボマグネシウム化反応を開発した。さらに、チタノセン触媒系をクロロシランを用いるシリル化反応に適用したところ、アルケン及びジエン類に位置選択的にシリル基が二つ導入されたダブルシリル化反応が効率良く進行することを見出した。また、クロロシランおよびソルキルハライド共存下で反応を行うとアルケン及びジエン類に位置選択的アルキル基とシリル基が導入されることを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)