エアクッション付超大型浮体の流力弾性応答特性および波漂流力低減に関する研究
Project/Area Number |
13750853
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
海洋工学
|
Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
居駒 知樹 日本大学, 理工学部, 助手 (50302625)
|
Project Period (FY) |
2001 – 2002
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
|
Keywords | エアクッション / 超大型浮体 / 弾性応答低減 / 定常波漂流力低減 / 圧力分布法 / 弾性浮体 / エアクッション支持形式 / 弾性運動 / 低減 |
Research Abstract |
1.研究内容 (1)3次元特異点分布法をベースとしたエアクッション浮体の流体力および弾性応答解析プログラムを開発した。 (2)前年度開発した平面2次元解析プログラムの妥当性を検証するために,(1)の3次元プログラムの計算結果と比較した。そして,その妥当性を示した。 (3)上述した2つのプログラムの圧力解析結果の妥当性を検証するために,模型試験を実施し,エアクッション内部圧力特性を把握した。また,理論結果との比較によりそれらの妥当性を検証した。 (4)エアクッション浮体に作用する定常波漂流力解析プログラムを開発した。 (5)エアクッションの分割影響が浮体応答や波漂流力特性に与える影響を検討した。 2.結果 (1)水槽実験結果より,断熱圧縮を仮定したエアクッション内圧力解析の妥当性が示された。 (2)エアクッションの分割影響が応答特性に与える影響は大きい。しかし,対象とする波長域が明確であれば,エアクッション形式の利点を生かしながら分割して静的安定性を損なわずに設計することが可能である。 (3)エアクッション効果による波漂流力低減が明確になった。しかし,エアクッションが分割される場合には,低減できる周波数域と逆にそれが増大する周波数域が明確に分かれてしまう。それを解消するためには不規則波中応答解析を中心に検討を進めるべきであることが分かった。
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)