Project/Area Number |
13770181
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Public health/Health science
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐竹 学 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (00323022)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2002: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 心身症 / 過敏性腸症候群 / 摂食障害 / QOL / 疫学調査 / パニック障害 / インターネット |
Research Abstract |
過敏性腸症候群(Irritable bowel syndrome : IBS)、パニック障害(Panic disorder : PD)、食行動異常(Eating disorder : ED)、うつ病(Depression : Dep)に関して、non-patient(病気に罹患しているが、受診行動をとらない人)の特性を明らかにするために、A社職員検診(中高齢者対象)975例、B市市立高校5校(若年者対象)1795例を対象に、当施設で開発したIBS-Panic調査票、SDS、EAT、自己効力感テスト、SF-36(全般的QOL)を用いた調査を行った。 中高齢者対象の調査では、PD、Depが多かったが、自己効力感やSF-36に一定の傾向を示さなかった。この結果は調査協力者にフィードバックし、職場のメンタルヘルスに貢献した。一方若年者対象の調査では、IBS、EDが多く、自己効力感やSF-36の得点はIBS群では健常者群より低く、逆にED群では高かった。さらに特筆すべきは女子高校生の10%、男子高校生においても2.5%に軽度の食行動の異常を認め、学年があがるに従ってその率は増加していた。また、EDの診断をなしうる重症な食行動の異常は女子高校生の2.8%、男子高校生の1.0%に確認した。 これら質問紙から項目を抜粋して掲載した、インターネットのホームページ「最近何だか体調が・・・変」を開設し、インターネットを使った疫学調査を開始したが、予測の1/10(約100Hit)程度のアクセスしか得られなかった。
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