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照射後の細胞周期変異の解析による至適放射線治療法の個別化と臨床応用

Research Project

Project/Area Number 13770488
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Radiation science
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

有賀 隆  千葉大学, 医学部附属病院, 助手 (20261901)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords細胞周期 / 放射線感受性 / アポトーシス / 培養細胞 / 扁平上皮癌
Research Abstract

放射線による癌治療に関して、アポトーシスの視点から見た放射線による細胞死の研究が開始され、放射線照射によるDNAの2本鎖切断に起因する増殖死細胞障害が解明されてきた。放射線照射によりアポトーシス、細胞周期制御因子、細胞成長因子および細胞内シグナル伝達因子の変動がもたらされる。これらの因子の変動は、多くがアポトーシスの発現と密接に関連した事象となっている。放射線照射による細胞周期変動を見ると、放射線照射によりG2ブロックが起こり、細胞周期が延長し、このG2停止期間の間にDNAの修復が行われるといわれている。本研究は腫瘍細胞におけるP53の発現と、放射線照射後における発現の変化、アポトーシス出現頻度とコロニー法による放射線感受性の相互の関係を解明し、放射線感受性と照射後に発現する増殖促進機序を解明することを目的とした。昨年度は扁平上皮癌6種について、放射線感受性を確認し、それぞれ放射線抵抗性の細胞と感受性の高い細胞の選別を行った。感受性の最も高い細胞と低い細胞について、フローサイトメトリーにて細胞周期の解析を行ったが、明確な差異を認めなかった。本年度は各種の培養細胞を用いて、p53の発現を免疫染色で検討して、この発現と細胞の放射線感受性およびG1ブロックの関係を検討したが、使用した11種類の培養細胞からは明確な結論を得ることが出来なかった。今後は臨床材料を用いるか、さらに多くの培養細胞を用いた検討が必要と考えられた。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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