Project/Area Number |
13770936
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
金杉 優 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (50296654)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | HDRA法 / CD-DST法 / 感受性試験 |
Research Abstract |
われわれは生体内と同様の三次元構築を維持した培養組織を用いた婦人科癌に対する薬剤感受性試験法(Histocult ure Drug Response Assay : HDRA法)を開発しその実用性につきこれまでに検討してきた。 当院で手術を施行しHDRA法が施行された子宮体癌症例は本年度までに116例となり、93.1%という高率の判定可能率が得られている。これらの症例の中で評価可能病変を含む測定可能病変を有しかつCDDPを含む化学療法を施行した症例は8例存在した。この8例においてHDRA法の結果と臨床奏効度との関連性を検討したところ真陽性率は100.0%であり、また正診率は87.5%と高値を示し十分実用に耐えうる成績であることが確認された。 また、子宮体癌III期およびIV期症例23例における再発の有無という観点から検討した結果、高感受性例では再発は認められず低感受性例では50%に再発が認められ、さらに再発例の85%が6ヶ月以内の再発であった。以上の結果からもHDRA法の結果と臨床効果とは高い相関を有していることが判明した。 なおHDRA法においては手術検体から得られた腫瘍塊が必要であり、一方手術が不可能で胸・腹水が大量に貯留した症例ではHDRA報の実施は不可能なため、コラーゲン・ゲル・ドロップ内に腫瘍細胞を包埋し、生体内と類似の構築を保ちつつ培養を行う新たな方法(Collagen gel droplet embedded culture drug sensitivity test : CD-DST法)で薬剤感受性試験を施行することができる。今後CD-DST法の導入も検討していきたいと考えている。
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