Project/Area Number |
13770964
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Kagawa Medical School |
Principal Investigator |
後藤 理恵子 香川医科大学, 医学部附属病院, 助手 (20304602)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | endolymphatic sac / amilorde-sensitive epithelial Na channel / rat / PCR / in situ hybridization / Na-H exchanger / subtype / In situ hybridization |
Research Abstract |
われわれの研究グループの最近の研究から、内リンパ嚢におけるナトリウム輸送が内リンパの恒常性維持に重要であることが明らかになりつつある。前年度の研究にて内リンパ嚢組織にNa-H exchanger(NHE)の発現がみられた。PCR法にてNHE1,NHE2,NHE3の発現が認められたが、in situ hybridization法では上皮細胞にNHE2のみの発現がみられた。両手法で発現が認められたNHE2は内リンパ嚢におけるナトリウム輸送にある役割を担っているものと考えられる。 今年度はナトリウム輸送に重要な役割を持つアミロライド感受性上皮性ナトリウムチャンネルについて、PCR、in situ hybridizationを用いて、その同定を行った。実験動物はラットを用いた。PCR primerはラットアミロライド感受性上皮性ナトリウムチャンネルαサブユニットの公表されているcDNA sequenceに基づいて作成した。 RT-PCRでは内リンパ嚢組織においてアミロライド感受性上皮性ナトリウムチャンネルが同定されたが、in situ hybridizationでは同定されなかった。 アミロライド感受性上皮性ナトリウムチャンネルならびにNHEにおいてPCR法とin situ hybridization法による差異はその検出の感度の差によるものなのか、あるいはその他の要因が関与しているのかは今後検討の必要がある。これらの点をもっと明らかにしてから論文として発表したいと考えている。
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