Project/Area Number |
13771034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Ophthalmology
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
安原 徹 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (70305605)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 糖尿病黄斑症 / 遺伝子多型 / 局所浮腫 / びまん性浮腫 / 虚血性黄斑症 / 色素上皮症 |
Research Abstract |
本研究に関して、平成13年度に症例の分類を行い、糖尿病黄斑症を局所浮腫、びまん性浮腫、色素上皮症、虚血性黄斑症、局所浮腫+びまん性浮腫、びまん性浮腫+虚血性黄斑症、びまん性浮腫+色素上皮症の7型に分けて分類した。 結果的に得られた症例数は、色素上皮症、びまん性浮腫+色素上皮症が各々3例未満であったため、統計学的な検討対象からは除外した。残る、局所浮腫、びまん性浮腫、虚血性黄斑症、局所浮腫+びまん性浮腫、びまん性浮腫+虚血性黄斑症の5群に関して抹消血を採血し、目的とするβ2-AR、AR、PAI-1・AGT・ACE・eNOS、MTHFRの各遺伝子多型を解析した。 解析結果は、各群ともβ2-AR、AR、PAI-1、AGT、ACE、eNOS、MTHFRの各遺伝子の多型を有している症例を認めたが、統計学的検討において各黄斑症群に特異的な関連性を有すると考えられる遺伝子多型は認めなかった。複数の遺伝子多型の組み合わせにおいても検討を行ったが、同様に特異的な関連性は認めなかった。また、糖尿病罹病期間(10年未満、10年以上20年未満、20年以上)、糖尿病治療内容(インスリン使用の有無)、腎症の有無、高血圧の有無、光凝固治療の有無といった背景因子に関しても可能な限り組み合わせにおいて遺伝子多型との関連性を検討したが、有意な結果は得られなかった。
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