上皮間充織相互作用における遺伝子発現プログラムの時間的空間的制御機構
Project/Area Number |
13771106
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Functional basic dentistry
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
今井 一志 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (10328859)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 歯牙 / 発生 / 形態形成 / 遺伝子 |
Research Abstract |
C57BL6/Jマウス胎児Theiler stage 14-16の第一鰓弓前歯および臼歯部から採取したRNAを試料としてDD-SSCP(differential display-single strand conformation polymorphism)を行い、前臼歯部歯胚特異的遺伝子をクローニングした。得られたクローンをナイロン膜上に転写してスロットブロットハイブリダイゼーションを行い、疑陽性クローンを排除した。陽性クローンの塩基配列を決定し、それらの遺伝子について発現の部位および時期を決定するため、whole mount in situ hybridizationおよび組織切片を用いたin situ hybridiazation法を行い、いくつかのクローンで初期歯胚特異的遺伝子を明らかにした。これらについてマウス胎児cDNAライブラリーをスクリーニングし、完全長cDNAを得た。マウス胎児由来線維芽細胞(MEF)およびケラチノサイトにこれらのcDNAを遺伝子導入し、プロテオーム解析(2次元電気泳動法、質量分析、N末端アミノ酸シークエンス)を行い細胞表現形に対する作用を解析中である。表現形解析が終了しだい、早急に論文発表する予定でいる。 また、特に興味深い発現パターンを示すクローンについて、遺伝子欠損マウス開発を目的としてBACゲノムライブラリーからゲノムDNAを単離し、PGK-NEO-tkカセットに繋いだコンストラクトの作成を開始する予定でいる。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)