Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Research Abstract |
不正咬合者の顎口腔系における咬合状態と咀嚼運動との関連性及びその合理性・非合理性を数理学的に検討した。まず、下顎骨及び咀嚼筋の生体三次元計測からのデータ収集を行った。 矯正治療の診断時に用いられる正貌および側方頭部X線規格写真から、不正咬合者の頭蓋を基準とした下顎骨の位置計測を行った。また、咀嚼筋の位置データに関しては、頭部X線規格写真による起始停止部位の測定および、生体から接触型三次元計測器を使用し、皮膚表面の座標測定を行った。さらに、顎運動の測定顎運動記録装置により咀嚼運動を記録し、運動座標データとして保管した。 以上のデータを機構解析システムの解析データとして取り込み、入力モジュールの設定、すなわち各Module(Computation Modules, Environmental Modules, Basic Modeling Module, Simple Constraint Modules, Standard Modules, Composite Joint Modules, Internal Force Modules, Operational Modules)を設定し、Inverse Dynamic Analysis Assembly AnalysisおよびRedundancy Analysisを前処理として行い、Inverse Dynamic Analysisの実行およびその妥当性を検討している。
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