分裂酵母におけるテロメア機能維持の分子メカニズムの解明
Project/Area Number |
13780551
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Molecular biology
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Research Institution | Kyoto University (2002) Tokyo Institute of Technology (2001) |
Principal Investigator |
加納 純子 京都大学, 生命科学研究科, 助手 (10323809)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ゲノム / 遺伝子 / テロメア / 染色体 |
Research Abstract |
真核生物の染色体末端にはテロメアという構造体が存在しており、ゲノムの安定性において重要な機能を果たしている。昨年度までに我々は分裂酵母においてテロメア局在タンパク質Rap1を同定し、その機能について解析した。rap1破壊株において、テロメアDNAの著しい伸長、減数分裂期におけるテロメアクラスタリングの異常、テロメアサイレンシングの異常が観察された。このことから、Rap1は複数の役割を果たす多機能タンパク質であると考えられるが、具体的な作用機構は明らかにされていない。そこで、Rap1に結合する因子を単離するため、Rap1全長をbaitとしてtwo-hybridスクリーニングを行った。約5740000個のコロニーをスクリーニングし、Rap1結合タンパク質の候補として58クローンを得た。それらのうち、結合活性の強いものから順次解析を行った。Rip1(Rap1-interacting Protein 1)は、核内タンパク質であり、生育に必須であった。ChIP assayにより、Rip1タンパク質はテロメアに局在しないことが示された。Rip2およびRip4タンパク質は、Rap1のC末端領域に結合する活性を持っていた。ChIP assayにより、両タンパク質はテロメアに局在している可能性が示唆された。現在、rip2およびrip4遺伝子破壊株を作製し、表現型を観察することにより、これらの遺伝子の機能について解析している。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)