Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Research Abstract |
前年度とは異なる演奏表情の可視化表現を単純な幾何図形を用いたものとして提案しなおした.また,前年度の研究に基づき以下の点において可視化表現の改善を行った. 演奏雰囲気の可視化.従来の演奏可視化は時間芸術である音楽を反映し,時間軸に沿ったデータ表示が行われてきた.しかし,雰囲気とは時間にとらわれない部分もあるはずであり,短い時間で表現されるフレーズの雰囲気を時間に依存せずに表現する方法を提案した.従来の演奏可視化はメロディを抜き出すことが多かったが,ここでは演奏を構成する全ての音の表情の情報を用いた.また,可視化範囲の演奏の音符の数の多少に関わらず一定の大きさの正方形のテクスチャとして表現した.このような演奏可視化はComputational Media Aestheticsの一つであり,今後,音楽データベースを雰囲気で検索するためのインタフェースとして使い得るということを提唱した. 同じ楽曲の演奏の比較が演奏理解に有用であることは昨年度の可視化により明らかになった.一方,異なる楽曲の演奏の比較はどのように行えばよいかは不明であり,この点について,演奏表情の動きに基づいたクラスタリングを導入することで改善を試みた.クラスタリングの結果をグレースケールの濃度として用いることでフレージング情報を可視化することが可能となった. 論文発表 上に述べた内容をIEEE International Conference on Multimedia and Expo (ICME)およびAdvanced Visual Interface(AVI)にそれぞれ投稿し,ICMEについては結果待ちの状態,AVIについては採録が決定した.
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