Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 英雄 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (60024345)
荒井 栄司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90135814)
青山 藤詞郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70129302)
竹内 芳美 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (50107546)
新井 民夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40111463)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Research Abstract |
20世紀後半はわが国における生産科学技術の輝かしい発展した時期であった.しかし,今後とも豊かな人間社会を安定して維持するためには,新しい「ものづくり」に対する哲学や考え方が問われている.この問題に的確に応えて,我が国が今後とも,生産科学・技術の分野で世界のリーダとして,尊敬を得つつ継承的発展を維持するには,この分野における学術研究をいま一度みなおし,問題点を明らかにし,学術研究の枠組みと戦略を再構築させ,研究活動の活性化と解決策を提示することが緊要といえよう.そこで,本研究では生産分野の14学協会の協力を得ながら,実施計画にあるような調査活動を行い,今後の学術研究の指針を得ることを目的に調査・研究を行った.具体的には,以下の通りである.1)研究会を開催し,また21世紀初頭における生産科学・技術分野の学術研究に対して、学界ならびに産業界がどのような認識を有しているかについて調査研究を行い,特に最近話題となっている「技術伝承および失敗に学ぶものづくり」などの観点から調査研究を行った.2)シンポジウムの開催:研究会における企画調査結果を広く一般に公表することを考え,シンポジウムを開催した.3)成果のとりまとめ:研究会ならびにシンポジウムによって得られた成果をとりまとめて,21世紀へ向けて生産科学技術の分野における学術研究活動の活性化とさらなる発展への基盤づくりとしての指針を提示し,報告書を作成した.
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